ブックメーカーの収益
ブックメーカーが得る収益はどういった素性のものなのかというと、集まった賭け金から一定の割合のお金を自社の利益とした後、残ったお金になります。胴元が賭け金を徴収したあと、残ったお金の割合のことを還元率といいますが、ブックメーカーの特徴は、この還元率がほかのギャンブルと比べて高いということです。 たとえば、日本の競馬の向上率は馬券の種類によって違いますが、だいたい70パーセントから80パーセントです。
つまり、賭け金が1万円集まったら、そのうち2000円から3000円程度は運営元が徴収し、残りの7、8000円を当たった人で分けているのです。 しかし、ブックメーカーの還元率は90パーセント前後です。還元率が高いことは客にメリットがあり、当たった人で分けられるお金が多いので、その分、オッズを高く設定することができるのです。 公営ギャンブルの中で還元率が90パーセント以上のものはないので、ギャンブルとしてブックメーカーの方が割がいいといえるのです。