基礎知識として学ぶブックメーカーの歴史
ブックメーカーは、その歴史を基礎知識として学ぶことで、より深く楽しむことができます。
ブックメーカーの発祥の地はイギリスといわれており、18世紀末にニューマーケット競馬場につくられた賭け屋がその原型といわれています。設置当初は多くの人が抵抗を感じていましたが、徐々に普及していき、19世紀半ばには賭け屋の数が200を超えるまでになりました。
1845年に議会を通過した法律により競馬賭博が禁止となりましたが、以降も法の網をかいくぐって営業をする賭け屋はどんどん増え続け、政府も取り締まりに苦慮するようになっていきました。
結局、政府は方針転換を余儀なくされ、1960年に議会を通過した賭博及び宝くじ法によって、政府から認可を受ければ賭け屋を運営することができるようになりました。
ブックメーカーのビジネスはその後も拡大を続けており、1990年代からはインターネットを通じて国外からブックメーカーに参加してくる者が現れるようになるなど、参加して賭けを行う者の数はさらに増加を続けています。